多分すぐに飽きる日記

文字を書く練習をする

ながいけん『第三世界の長井』 未回収の伏線

(追記)5巻について

ゲッサンに掲載されたページが79ページくらいしかないですし、最終回にながいけん先生からのコメントが乗っていたので出版はされないような気がしますが、されたらいいですね。(追記終わり)

 

(さらに追記(2020/07/01)

2020/06/25にTwitterに「第三世界の長井【公式】」アカウントが開設されました。

現時点で投稿は8ツイートのみ。

・6/25 最終回の続きと思われるネームのコマが6件(6枚)。

・6/26『ながいけん著『第三世界の長井』公式アカウントです。ながいけん先生の委託を受けて、スタッフが運営しております。DM開放しておりますが、仕事関係のご連絡以外には返信致しかねます。ご了承ください』という文面に、第三世界の長井 NEW TESTAMENT とゴシック体で書かれている添付画像。

・6/27『ながい先生から「元気です」との事です。(スタッフ)』

 

プロフィールには

ながいけん著『第三世界の長井』公式アカウントです。ながいけん先生の委託を受けて、スタッフが運営しております。DM開放しておりますが、仕事関係のご連絡以外には返信致しかねます。ご了承ください』

と書かれています。

また一時的にこの文章の最後に「小学館ゲッサンとは無関係のながいけん個人のアカウントです。そちらへの問い合わせはご遠慮ください」(うろ覚え)と付け足されていましたがなぜか1時間程でその文章は消えました。

 

次に『第三世界の長井』の今後についてです。

06/26の時点で私はこのようなツイートをしました。

箇条書きで書かれた事は全て事実なんですが、そこから導き出した結論に多分に希望的観測を含んでしまっています。すぐにでも連載再開が発表されるとこの時は思っていたんですが、それは無理かなと思い直しています。

このツイートをした06/26時点ではながいけん氏がゲッサンとの契約というか、内部事情はよくわかりませんが繋がりがあると思ったのでこういった予想を立てました。

しかし06/27に「小学館ゲッサンとは無関係のながいけん個人のアカウントです。そちらへの問い合わせはご遠慮ください」という旨が書かれました(消えましたが)。

普通に理解するならゲッサン小学館に関係する雑誌での連載や刊行はないという意味でしょうから、じゃあ他の出版社や雑誌でやりますって事なんでしょうが『第三世界の長井』の世間的な評価は残念ながらそれほど高くはないので連載させてくれる雑誌があるのかな…? という疑問がどうしてもあります。

上記の推測が全部間違いでどこどこの雑誌で連載再開! と発表されるならそれが一番ハッピーなんですけど、今は1年以内に続きが読めたら良いなあくらいの気持ちでいます。

(追記終わり)

 

打ち切り残念でしたね。最終話を読むのが怖くて精神統一のためにこのような怪文書をしたためてしまったので良かったら読んでください。

未回収の伏線と思しき物と、そのヒントらしき物を書き出します。

基本的に4巻までのことしか書いていないけど単行本未収録の台詞を1個だけ引用していて、白い文字で書いたので見たい人だけどうにかして読んでください。

 

 

第1巻64ページ

「今後の設定によっては恣意的価値体系が揺らぎ帰納不可な連/不連続性混淆的第三のシステムが発動するかもしれません。」(カンジ)

第3巻41ページ

「WORLD3」(何者かからの隠しメッセージ)

173ページ

「NAGAI IN TERTIARY WORLD」

  • 謎の文章

「設定10 主人公の両肩には世界の命(いの)」

「この物語はフィクションであ」

「こんなんじゃいつか現実と虚構で戦争になるかも…これでいいのか? そもそもどっちを現実っていえばいいんだ?」(I・O)

vs邪神星人?

  • I・Oやカンジやオタ丸らしき人や変なメーテルやキャプテントーマス達の行進

4巻の表紙に似ているような気もするけど両方に登場するキャラクターがいるしよくわからない。

  • I・Oと音那の過去・関係

「敵だろうがおめえは。今度は何企んでんだ? この詐欺師が。」

「お前みたいなとんでもねえ悪魔と馴れ合う気なんてねえから。」

「お前なんかじゃやっぱり無理だったんだ…」(I・O)

 

「…お前もうロクにアンカー制御できてねえんだろ? 深層意識下でほかの色んな誰かのアンカーに侵食されてて…ほかの奴等の夢が勝手に具現化しちゃう様な…」(I・O)

 

「半年も前に全部やめて引っこんでたんだぞ? お前等もさっさと音那側に行けよ。」(I・O)

 

「勝手にいじくり回しといてそれでいつもの体裁のいいいい訳か?

冗談じゃねえ。世界は俺のもんだ、気付いた時からそうだった。

新しい世界なんてどこにもありえねえ、逃げてるのはお前だ。

崩れながら落ち続ける今ある世界が俺の世界だ。それでもあと10年や20年はもつはずだったのに。

お前はやっぱり悪魔だ。

そんな服いつまでも着てんじゃねえ。勝手にショウとか呼ぶな。俺はもう一人だ、名前なんていらねえ。

お前もそうだろうけど俺もお前の何もかもが気に入らねえ。

お前は俺にとって世界を挟んで最も遠い存在だ。」(I・O)

 

「この感じ…火山の宇宙人の時のだ…高次ブレーンアンカー…あの時俺が制御しそこねてやっちゃったやつだ…」(I・O)

 

「現実を本当に観た者など誰もいない。…いやI・Oと音那さんはわかりませんが…」(横田)

「あの…じゃあ…長井の見た目とかが全く異質なのに誰も気付かないのはその…」(I・O)

「失認なのかもしれません。現次ブレーンアンカーはともかく高次ブレーンアンカーは閉じたアンカーとして現実内外を行き来する力と考えられます。」(横田)

 

「これは音那の仕事じゃねえか。あいつ俺が人がいいと思って巻き込みやがったんだ…俺には関係ねえんだ…けど…あいつ何考えてるかわからない…何か意味ありげな事言ってたし…長井だって放置してるし…」(I・O)

 

「てめえ程度の半端な紛い物が持ち上げられて調子に乗りやがって…てめえが俺になれんのかよ! ええ?」(I・O)

 

「フリーダムの位置はわかったけどこれどうなるんだ? 俺の仕事じゃない…捨てた世界だ…世界を見捨てた俺には手を出す資格なんてない…音那は何もしない…これでいいのか? それとも手が出せないだけなのか? こんなんじゃいつか現実と虚構で戦争になるかも…これでいいのか? そもそもどっちを現実っていえばいいんだ?」(I・O)

 

「…本名なんてねえもん。まあ一応の名前はあるけど…嫌えな奴が付けたから。」

I・Oは音那を「詐欺師」「悪魔」「半端な紛い物」「嫌えな奴」等と表現している。

一方で、I・Oの一応の名前の命名者であったり、音那はI・Oをショウと呼ぶ唯一の人であったり、音那の服とI・Oに何らかの関連が見られたり、音那への好意を感じさせる独白があり(「邪神を観た時はちょっと自暴自棄になったけど…なんだろ…今はなんか結構すっきりしてる。(音那に色々吐き出したから…かもしれない…)(I・O(単行本未収録))、I・Oの音那への気持ちは窺い知れない。

音那はショウが好き。

世界と二人の神の違い。

  1. 世界は何らかの理由で因果律が崩壊しかけている。
  2. I・Oと音那は神。
  3. I・Oと音那は「第三世界の長井」の作品世界を読者と同じように観たり、アンカーによって物語(テクスト)を修正することができる。
  4. 音那は因果律の崩壊を食い止めてみんなを助けようとしている。
  5. 音那の持つ力はI・Oに劣っている。
  6. I・Oは半年前まで音那と同じ仕事を行っていたが、『何らかの事情』で世界を見放し、現在も下手にいじっても世界の死期を早めるだけだと考え静観している。

 『何らかの事情』

「ケッ とうとう頭下げに来たのかよ。神様ごっこは楽しかったか?」(I・O)

「…世界を見放しといて言いたい放題か。」(音那)

 

「だから見すてろって言うのか? お前みたいに。」(音那)

「助けようにもこうなっちゃうんじゃねえか。」(I・O)

 

「俺はもうこれ以上おめえに利用される気はねえからな。」(I・O)

 

「人間なんてどれだけ殺したか桁数もわかんねえよ。」(I・O)

 

「…くそっ、でかいアンカー打っちまった。こんなんじゃよそで何が起きてるか…あの時みたいに…」(I・O)

 

「必要以上にでかいアンカー打っちゃったみたいだ…すげえ嫌な感覚があった。たぶんどっかでなんかムチャクチャな事が起こってる…」(I・O)

 

「塚堀が繰り上がったんでしょ? 横田のじいちゃんが抜けて…」(I・O)

 

「口は出さない。アンカーは封じる。…やめる時お前はそう約束した。」(音那)

 

「俺を追い出しといて…」(I・O)

 

「何を言おうが感情に任せてあえてあたしの逆に回る…あたしの足を引っ張る。」(音那)

 

「答えって…なんのだよ。世界の終わりはお前にだって観えてんだろうが。」(I・O)

 

「人間を減らすなんて事堂々と言い出したら俺みたいにみんな逃げ出しかねない…」(I・O)

 I・Oは過去にアンカーの制御に失敗し人を大量に殺したり、ムチャクチャな事を起こしてしまった。

I・Oは因果律が崩壊しかけているこの世界の終わりが観えている。

上記のいずれか、あるいはその両方を音那に騙され利用されたせいだと考えており、世界を見捨て音那の仕事を手伝うことをやめたが、音那に追い出されたとも感じているし、逃げたとも感じている。

I・Oと音那が何度か作中で「やめた」と言うんですが止めたでも辞めたでもなく平仮名なのがちょっと気になる。

  • I・O以外の人が音那(おとな)を音那(ねな)と呼ぶ
  1. 本来の人格の正常な反応が書き換えられている
  2. 吃音
  • 長井って何?

「お…音那…お前なんかじゃやっぱり無理だったんだ…」(I・O)

「…うまくいってない事は認めるけどこうするしかない。方向は…間違っては…」(音那)

 

「これは本物のEアンカーらしくて…長井はマジでこの設定通りに動いてる…。本人には自覚はないだろうけど…」(I・O)

「しかしなぜ…こんなアンカーに何の意味があるんでしょう。あらゆるもの…万物の存在自体が有している他者への見えない影響力…彼女はどういうつもりなんだ…このままじゃ差異共振性によってセル・オートマトン分類クラス4…いやこれは3にまで行きかねない。」(横田)

「要するに音那さんがアンカーリンクを制御できてないんでしょう。コンテクスト不在のテクストによる重層的決定から誤配される差延…コードなき差異が生じて多元的間主観性存在過剰が創発されつつあるのではないかと…」(カンジ)

 

「例えて言うなら…映画の設定や脚本をスポンサーの息子が無理やり書き換えちゃった様なもんですか。スポンサーにゃ逆らえないから…監督もその歪んだ設定やら脚本でできるだけまともな映画をでっち上げなきゃならない。」(横田)

 

「音那がなんとかするってんでしょ? やめた俺が今更口出すわけにもいかないし…」(I・O)

 

「お前等が何やってんのかさっぱりわかんねえ…説明しろ。長井って結局なんなんだ? 放置してんのか? それに…」(I・O)

「部外者に説明する義務はない。」(音那)

 

「お前はあたしを全否定する。あたしがっ、何を言ってもお前は全部否定する! どう説明しても事態が重くなるだけだろうがっ!」(音那)

 

「音那は…あいつは戦争で人類を間引きするつもりなのかも…」(I・O)

I・O

長井や宇宙人、マッハエースやキャプテントーマス達は因果崩壊の異物と考えている。

音那は彼らを利用して戦争を起こし、人類を減らして因果崩壊を食い止めようとしているのではないかと考えている。

「博士は今日から宇宙人の侵略が始まるって言ってたけど…さすがにそれはないんだけど…」(I・O)

 

「この力…やっぱりこいつ等簡単に物理法則を破っちゃってる…」(I・O)

「見たかこの力を、これが選ばれし者の証だ。」(中二皇女ヴェーレ)

因果律が限界だからこんな奴等が出てくんのか…」(I・O)

 

「ただ…アンチテーゼがどうしてあんな特別な力を持ってるのかは…」(田中うるる)

「そ…それなんだよな、みんなが歪んでくのはともかくあんな力はどっから…」(I・O)

アンカーによって過去が書き換えられて、自分をロッキー山脈出身のアメリカ人だとか、宇宙人だとか、ダァトの神意に選ばれしクリフォトの闇の紅の皇女だとか、銀河連ぽうのヒーローだと認識する(負荷がかかる、または歪んでく)事と、

彼らが物理法則を破る力を持つことの関連性をI・Oは理解できておらず、因果律の限界だからという結論を出したがそれが正しいのかはわかっていない。

 

音那

アンカーの制御ができず人の無意識・夢・阿頼耶識に作用して願いを成就し、長井達を歪めている。

長井について「こうするしかない」。ショウに状況を説明すると事態が悪化するだけと考えている。

1巻ではショウと協力しようと思っていたが、ショウの頑なな態度から一人で事を運ぶことに決めた。

世界を助けるために、長井を使って何をしようとしているかは不明。

人類を減らそうとしている疑惑については否定も肯定もしない。

 「侵略者から世界を守る孤独なヒーローだのって…特撮ものの企画かよ。」(I・O)

設定19 主人公は博士の命令でたった一人で世界を守らされる(匿名)

「お前がやるしかねえんだよ。宇宙人の事表沙汰にはできねえしお前じゃねえと倒せねえってアンカーが…」(I・O)

「軽易に言うなら宇宙人達はあるいは…音那さんが長井とそれを中心とした関連アンカーを高次階梯領域への直接介入によって…包括的処理をする為に形成されたプログラムから創られた物語のキャストなのかもしれません。」(カンジ)

  • 長井の全機能を司る生体部品に宿る近所の無職 伊藤純一(まむしの純)の魂

マジで何?

  • うるるって何?

「設定8 博士には娘がいる(匿名)」

うるるの初登場回「第8話 もう一つの第1話」

 

「お前アンチテーゼとやらがわかる力があるんだろ? こいつ(マッハエース)はどうなんだよ。」(I・O)

「…よくわからない。次の主人公候補…神の祝福者候補は極論で言えば長井以外の全人類なわけで…それにうるる自身の力でもないわっ。これは神託なんだからわかるもわからないも神の御心次第なのよ。」(田中うるる)

 

「うるるを信じなさーい。」(田中)

「ジャア信じようかな。」(長井)

→長井の顔が変わる。

 

「戦う事に疑問を感じながらもそれでもなお戦わなければならない、重い運命が欲しいって言ってるのっ。

/データによると…長井の父親は最近死んでるわね。こういうのはどう? 実は長井の父親はこれまでたった一人で世界を守ってきた偉大なヒーローで…長井は彼に憧れて彼の意思を継ぐ為に最高のヒーローを目指すのっ。」(うるる)

 

→「そして最終てきにはこの地球を守ることになったのだ、地球を守っていたジャック・ダニエルが死んだからだ。」(マッハエース)

(…こいつなんでジャック・ダニエルを知ってんだ? どこまでが本当なんだ? 銀河連ぽうはありえねえ…どこかからはこいつ個人の妄想のはずなんだ…)(I・O)

 

「亡き父は今まで人知れず地球を守っていたのデスカ?」(長井)

「…え? まあ…うん、わりとね。」(ジャック・ダニエル)

「例えて言うなら…映画の設定や脚本をスポンサーの息子が無理やり書き換えちゃった様なもんですか。スポンサーにゃ逆らえないから…監督もその歪んだ設定やら脚本でできるだけまともな映画をでっち上げなきゃならない。」(横田)

「音那がなんとかするってんでしょ? やめた俺が今更口出すわけにもいかないし…」(I・O)

「…無理だ。もうどうにもならねえよこのキャスト…音那も何とか修正しようとしてるんだろうけど…アンカーが無茶すぎて整合性も何もねえよこれ…」(I・O)

うるるは音那にテキスト(長井を主人公とした物語)の修正を担わされている。

うるるは神託の他に過去を改変する、アンカーのような能力があるようだが自覚なく行っている。

  • I・Oの名前の意味
  • カンジがオフではI・Oにタメ口を効く
  • 音那のアイドル衣装

「そんな服いつまでも着てんじゃねえ。」(I・O)

 

「いいかげんにしろ。こっちが避けてんのにわざわざ出てきていつもそうやって暗に見下して…そのカッコだってそうだろうが。てめえ…いつまでその服着てんだよ。」(I・O)

「…衛生と品質は保ってる。」(音那)

「そんな事言ってんじゃねえよ。嫌味かよ。当てつけがましいんだよ。俺を追い出しといて…」(I・O)

「お前は…なんにもわかってない。」(音那)

言い草からI・Oが音那にあの服をプレゼントしたと俺は思っています。

詳細がよくわからないし、本当にこれだけは真相を知りたかった…。 

  •  長井回想のアメリカが公園内しか描写されない。
  • 「本物の神」って誰?

「いつも…こういう変なメッセージとか手紙とか送ってきたり…誰なんだよ。」(I・O)

  1. I・O
  2. 音那
  3. 伊藤純一
  4. ジャック・ダニエル
  5. ながいけん
  6. わからん